Last Notes
Oh, I get the counting up halfway thing now, no need to explain. Will have to ponder the last bit, then decide if I care enough to fully solve this in closed form for you or not (jk...).
テロッテ~ン♪
🎵ごーまぁりさーん ごーまぁりさーん エドウィン
ごーまぁりさーん エドウィン ごーまぁりさーん エドウィン
(裏声で) ごーまぁりさーん エドウィン
All right! Thank you, Thank you, Thank you... EDWIN
Silly Rand 😂
https://i.nostr.build/0jLo0.gif
There are always known unknowns and unknown unknowns. 🍻
Block 959035
1 - high priority
1 - medium priority
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1 - no priority
1 - purging
#bitcoinfees #mempool
Block 959035
1 - high priority
1 - medium priority
1 - low priority
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#bitcoinfees #mempool
Am a fish?? So awesome!!! 😂
■ 流速計測
2026/07/22 01:40~01:50
[JP リレー]
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やぶみ川: 24 posts, 3 reposts, 20 favs
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[GLOBAL リレー]
こじら大川: 27 posts, 3 reposts, 20 favs
しの川(G): 11 posts, 2 reposts, 8 favs
■ 野洲田川定点観測所
https://nostr-hotter-site.vercel.app
✄------------ 1:50 ------------✄
Who decided a baby wipe should smell like a perfume counter?
sometimes I wonder if these people would have managed to advance further with their research if instead of showing their identity in public, they had published everything anonymously. Satoshi seems to be the only one who did that, he only gave the bitcoin files and after a while he decided to just leave, it is not known if he is still alive or dead but everything indicates that he only continued with his life after that.
but because almost always I only hear how scientists or students are guided or followed so that they cannot talk about anything.
$500 billion project - just blowed up in few hours
綺麗な吉○製作所、モノを壊しまくるあたりも似てきたな。モノを壊したネタで引っ張り始めるとついにって感じがする。
not open source BUT not locked code - like finnish airforce cannot fly it russia attacks without usaf permission - they paid for it
When you use the Nostr to free humankind
https://npub1nxa4tywfz9nqp7z9zp7nr7d4nchhclsf58lcqt5y782rmf2hefjquaa6q8.blossom.band/1f9468675d4e249f4d77ea43ae8c269ee3cdac18bdd1c8c0a727d9d5dd5cd31a.gif
Block 959034
2 - high priority
1 - medium priority
1 - low priority
1 - no priority
1 - purging
#bitcoinfees #mempool
I think it had to do with what "they" needed for the world cup
2 TRILLION + ARMS export industry REPUTATION , RELIABILITY, FULL RIGHT TO LOCAL USER MODIFICATIONS matters the most during active war - Russia always give full rights per nation basis to modify
最中……あんこ……
:meow_droolreach:
✄------------ 1:45 ------------✄
It's completely culture-dependent, it will probably succeed in the long term but not down many generations
#バズワードランキング
1位: #人 (17)
2位: #会社 (11)
3位: #親 (10)
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5位: #リファラル (8)
6位: #自分 (8)
7位: #水 (7)
8位: #いくら (7)
9位: #ゲーム (7)
10位: #メロンパン (6)
You don't know what you don't know, and when you're young you don't even know that.
The global Argentina hate is manufactured, and many are falling for it. It escaped the online sphere, people have been physically attacked for wearing a shirt or waving a flag.
Nothing about us has changed, we are a passionate bunch proud of our nation and heritage. The argument that we're racist is simply cope by jealous foreigners whose countries are beyond repair.
にょろがわ一寸尿師物語
今は昔、にょろがわといふものありけり。
石ヶ島の石どもを退け、石太郎、犬、猿、雉とともに、しばし平らかに暮らしけり。
されど、ある満月の夜。
空より銀色に輝く一寸ほどの舟が降り来たり。
舟には、身の丈わづか一寸ばかりの小人が立ち、針の刀を腰に差し、薬の椀を櫂としてをりたり。
小人、屋根の上より声高らかに名乗りたり。
「我こそは、月の泌尿御殿に仕へる一寸尿師なり。石太郎を迎へに参りたり」
にょろがわ、縁側より見上げて言へり。
「帰り給へ」
一寸尿師、眉をひそめたり。
「話を聞かぬうちより断るとは、無礼なる者よ」
「月より来たりし者の話を聞き、良き目を見たことなし」
「此度は迎へに来たるのみ」
「誰を」
「石太郎を」
にょろがわは背後に立つ石太郎を振り返りたり。
「聞きしや。迎へが来たり」
石太郎、腕を組みて答へたり。
「我は月へ帰らぬ」
「なぜに」
「石ヶ島の残党、いまだ地上に潜みをる」
にょろがわ、顔色を変へたり。
「残党とな」
一寸尿師は銀の舟より飛び降り、にょろがわの肩へ着地したり。
「そのことゆゑ、我も来たる」
「迎へではなかりしか」
「迎へもする。診立てもする」
一寸尿師は、にょろがわの耳に小さき筒を当てたり。
次に胸を叩き、背を押し、脇腹へ耳を近づけたり。
やがて厳しき顔をして言へり。
「にょろがわ殿」
「何ぞ」
「そなたの体内に、石ヶ島の残党が潜みてをる」
にょろがわ、庭へ倒れたり。
「またか」
おにょろ、箒を持ちて近づき、
「どこにをる」
と問へり。
一寸尿師は、にょろがわの左脇腹を針の刀にて指したり。
「この奥なり」
にょろがわ、左脇腹を両手で押さへ、
「ここは満室ぞ」
と叫べり。
「されど敵はすでに入りたり」
「いつの間に」
一寸尿師、鼻を鳴らして言ふ。
「おそらく、石ヶ島より持ち帰りし水晶から抜け出したるのであらう」
おにょろは床の間を見たり。
石ヶ島の宝として持ち帰りし水晶、そこに飾られてをりたり。
よく見れば、水晶の底に小さき穴が空き、中は空になりてをる。
おにょろ、にょろがわを見て言へり。
「石を持ち帰るなと申したであらう」
「宝と思ひたり」
「石は石なり」
「今それを言はれても、すでに身に染みてをる」
一寸尿師は針の刀を抜き、
「我がそなたの体内へ入り、残党を討たむ」
と言へり。
にょろがわ、驚きて身を起こしたり。
「どこより入る」
「口より」
「ならばまだよし」
「尿路より入る手もある」
「必ず口より入り給へ」
一寸尿師は薬の椀を舟として、にょろがわの舌の上へ乗りたり。
石太郎は小さき水筒を一寸尿師へ渡し、
「これは腎宮城の清流なり。敵を流すときに使へ」
と言へり。
犬は一寸尿師の匂ひを嗅ぎ、
「小さすぎて食ひ物のやうな匂ひがする」
と言ひたり。
一寸尿師、犬の鼻を針の刀にてつつき、
「食ふな」
と答へたり。
猿は細き糸を渡し、
「迷ひしとき、これを道しるべにせよ」
と言へり。
雉は小さき羽を渡し、
「高きところより落ちるとき、これを使へ」
と言へり。
おにょろは一寸尿師へ向かひ、
「中で見たるものは、なるべく詳しく語らぬでよし」
と言へり。
にょろがわ、口を開けたまま問ふ。
「なぜに」
「聞きたくなきゆゑ」
一寸尿師は椀の舟に乗り、にょろがわの口の中へ入ってゆきたり。
「では参る」
にょろがわ、ごくりと飲み込まむとしたり。
一寸尿師、慌てて叫べり。
「飲み込むな。舟が転覆する」
「入るなら飲むものと思ひたり」
「物語と薬は違ふ」
一寸尿師は舌の上を進み、喉の奥なる二つの道の前に着きたり。
一方には「息の道」。
一方には「食の道」。
一寸尿師、考へたり。
「腎へ行くなら、どちらぞ」
すると奥より小さき声が聞こえたり。
「こちらぞ」
見れば、「近道」と書かれたる細き穴あり。
一寸尿師、怪しみつつも、その穴へ舟を進めたり。
されど、そこは近道にはあらず。
咳の道なりけり。
にょろがわ、急にむせ返り、
「げほっ」
と大きく咳をしたり。
一寸尿師は風に吹かれ、口より飛び出し、庭の植木鉢へ落ちたり。
おにょろ、冷ややかに言へり。
「早くも戻り給ひしか」
一寸尿師は土まみれになりて立ち上がり、
「体の入口は複雑なり」
と答へたり。
二度目は、にょろがわに多くの水を飲ませ、その流れに乗りて入ることとなりたり。
にょろがわ、大きなる椀に水を満たし、
「これを全部飲むのか」
と問へり。
一寸尿師、うなづく。
「さやう」
「腹が膨るる」
「石よりはましぞ」
にょろがわは水を飲み干したり。
一寸尿師は小さき薬包に入り、水とともに口より入りたり。
今度は食の道を下り、胃へ着きたり。
胃の中は広き洞のごとく、昨日食べし蕎麦の名残や、噛み切れず残りし葱などが漂ひたり。
一寸尿師は顔をしかめ、
「にょろがわ殿、よく噛み給へ」
と呟きたり。
外にゐるにょろがわ、不思議とその声を聞き、
「聞こえてをるぞ」
と答へたり。
一寸尿師、驚きて周囲を見回し、
「体内の声が外へ通ずるとは、便利なること」
と言へり。
にょろがわは腹に向かひ、
「今どこぞ」
と問へり。
「胃なり」
「石は」
「まだ見えぬ」
「早く探し給へ」
「そなたの中は広し」
「腹が出てをると言ひたいのか」
「胃の話ぞ」
一寸尿師は胃の壁にある細き門を見つけたり。
門番は白き衣をまとひし丸き者にて、名を白血球といひたり。
白血球、槍を構へて問ふ。
「何者ぞ」
「月の泌尿御殿より参りし一寸尿師なり」
「証は」
一寸尿師は腰より小さき札を出したり。
札には、
「泌尿御免」
と書かれたり。
白血球は札を見て首をかしげ、
「期限が切れてをる」
と言へり。
一寸尿師、札を裏返したり。
「こちらが新しき期限なり」
「月の文字は読めぬ」
「では通し給へ」
「通せぬ」
二人が言ひ争ひを始めたるところ、遠くより、
ごろごろ。
と地響き聞こえたり。
胃の奥より、黒く尖りし小石が三つ、転がり来たり。
小石どもは白血球を跳ね飛ばし、大声で叫べり。
「我ら石ヶ島残党なり」
「にょろがわを内より石の城へ変へるのだ」
「すべての水路を塞ぐのだ」
一寸尿師は針の刀を抜きたり。
「見つけたり」
石ども、笑ひたり。
「一寸ほどの者が何をする」
「針ほどの刀で我らを割れるか」
「踏みつぶせ」
石どもは一寸尿師へ向かひて転がりたり。
一寸尿師は猿より受け取りし糸を胃の突起へ結び、身を翻して石を避けたり。
石の一つは胃の壁へぶつかり、
こん。
と音を立てたり。
にょろがわ、外にて腹を押さへ、
「何か当たりしぞ」
と叫べり。
一寸尿師は答へたり。
「戦ひの最中ぞ。静かにし給へ」
「我の腹の中ぞ」
「されば動くな」
石どもは三方より一寸尿師を囲みたり。
一寸尿師は小さき水筒の栓を抜き、水を勢ひよく噴き出したり。
されど水筒は一寸ばかり。
石どもを少し濡らしたるだけにて、水は尽きたり。
石ども、笑ひ転げたり。
「何が清流ぞ」
「朝露ほどなり」
一寸尿師、顔をしかめ、
「量を誤りたり」
と言へり。
外にゐる石太郎、にょろがわへ向かひ、
「さらに水を飲め」
と叫べり。
にょろがわ、腹を押さへながら答ふ。
「すでに二椀飲みたり」
「中の一寸尿師が危うい」
「我の方が危うし」
おにょろは水瓶を持ち来たり。
「飲み給へ」
にょろがわ、首を振る。
「これ以上は入らぬ」
おにょろ、静かに言へり。
「石は入るのに、水は入らぬと申すか」
にょろがわ、返す言葉なく、水を飲み始めたり。
一杯。
二杯。
三杯。
胃の中へ大波が押し寄せたり。
一寸尿師は椀の舟へ飛び乗り、波を越えたり。
石どもは水に押され、
「流さるる」
「踏ん張れ」
「ここを城とせよ」
と叫びながら、胃の奥へ流されてゆきたり。
一寸尿師もその後を追ひたり。
長き腸の道を抜け、血の川へ入り、やがて赤き舟に乗り換へたり。
血の川には赤血球の船頭どもが無数に行き交ひ、酸素なる荷を運びたり。
一寸尿師は船頭に問ふ。
「腎へ行きたし」
赤血球は答へたり。
「この流れを下り、二つ目の枝を左なり」
「一つ目は」
「肝なり」
「三つ目は」
「戻る道なり」
「間違へぬやう札はなきか」
「体内に道しるべはなし」
一寸尿師、ため息をつきたり。
「人の体は不親切な造りなり」
やがて血の川は二手に分かれたり。
一寸尿師、二つ目の枝を左へ進み、つひに腎の御門へ着きたり。
腎の御門は細き網のごとく、余分なるものを濾し分けてをりたり。
門番なる腎番衆が一寸尿師を止め、
「そなたは必要なる者か、不要なる者か」
と問へり。
一寸尿師、答へたり。
「今は必要なる者なり」
「帰るときは」
「不要となるやもしれぬ」
「では通れ」
「判断が軽い」
門の向かうには、無数の細き水路が広がりたり。
その中央に、巨大なる石の城が築かれつつありけり。
先ほどの三つの石のみならず、砂粒ほどの石どもが集まり、互ひにくっつき、大きなる塊へ育ちつつありたり。
城の頂には、尖りし石の将軍が立ちたり。
将軍は黒き鎧をまとひ、腰に結晶の刀を差してをる。
「我こそは石ヶ島残党の大将、尿管石左衛門なり」
一寸尿師、針の刀を構へたり。
「名が長し」
「威厳のためなり」
「そなたらの企て、ここまでぞ」
尿管石左衛門は笑ひたり。
「遅かりし。一刻もすれば城は完成し、にょろがわの水路を永久に塞がむ」
外にゐるにょろがわ、脇腹に鋭き痛みを覚えたり。
「来たり」
と言ひ、畳の上へ倒れたり。
右へ転び、左へ転び、海老のごとく身を折り曲げたり。
犬はその匂ひを嗅ぎ、
「前と同じ匂ひぞ」
と言へり。
にょろがわ、汗を流しながら叫べり。
「匂ひを報告するでない」
石太郎は、にょろがわの腹へ向かひ声を上げたり。
「一寸尿師よ。城を崩せ」
一寸尿師は針の刀で石の城を突きたり。
きん。
と音して、針の刀が曲がりたり。
尿管石左衛門、笑ふ。
「一寸の刀では、一丈の石は斬れぬ」
一寸尿師は曲がりし刀を見つめたり。
「確かに」
「降参せよ」
「断る」
一寸尿師は雉より受け取りし羽を広げ、高く跳び上がりたり。
そのまま石の城の頂へ舞ひ降り、尿管石左衛門の兜へしがみつきたり。
尿管石左衛門は激しく身を振り、
「離れよ」
と叫べり。
一寸尿師は針の刀を、兜の小さき割れ目へ差し込みたり。
「大きき石にも、必ず小さき隙あり」
刀を深く押し込めば、石の表面に細きひびが走りたり。
尿管石左衛門は慌てて一寸尿師を振り落としたり。
一寸尿師は水路へ落ち、流れに飲まれかけたり。
そのとき、石太郎の額なる「石」の字が青白く光りたり。
石太郎は両手をにょろがわの背へ当て、大声で言へり。
「我が力を、水へ移さむ」
にょろがわの体内を、にわかに強き水の流れが走りたり。
一寸尿師は椀の舟に乗り、激流を操りて石の城へ向かひたり。
石の城に水がぶつかり、先ほどのひびへ流れ込みたり。
みし。
みしみし。
尿管石左衛門、城を押さへながら叫べり。
「水ごときに、我らが負けるものか」
一寸尿師、舟の上より答へたり。
「石を作るも長き日々。流すもまた、日々の水なり」
「急に教訓を申すな」
「物語の終はりが近きゆゑ」
ひびは城全体へ広がり、つひに大音を立てて崩れたり。
どどど。
からから。
ごろごろ。
無数の小石となりし残党どもは、水路を流され、尿管を下り、膀胱へ落ちてゆきたり。
にょろがわ、急に立ち上がり、
「厠」
と叫べり。
おにょろ、戸を開けて道を譲りたり。
にょろがわは厠へ駆け込みたり。
しばらくして、
からからからから。
と、雨粒が瓦を打つごとき音が続きたり。
石太郎、犬、猿、雉、おにょろは、戸の外にて黙って聞きをりたり。
やがて、にょろがわの声がしたり。
「多すぎる」
おにょろ、答へたり。
「持ち帰りし石の数だけ出づるのであらう」
「数へるべきか」
「やめ給へ」
一方、一寸尿師は最後の石とともに流され、膀胱へ着きたり。
そこには先に流されし尿管石左衛門が、半ば割れたる姿で待ち構へてをりたり。
「我を地上へ出すものか」
尿管石左衛門は水路の出口へ体をはめ込み、最後の抵抗を始めたり。
水はせき止められ、にょろがわは厠にて苦しみたり。
「出ぬ」
と叫べり。
外より石太郎が問ふ。
「何が」
「すべてぞ」
一寸尿師は尿管石左衛門へ近づきたり。
針の刀は曲がり、水筒は空。
残るものは、猿の糸と、雉の羽と、薬の椀のみなり。
尿管石左衛門、笑ひたり。
「武器を失ひし小人に何ができる」
一寸尿師は周囲を見回したり。
膀胱の壁は、流れ来たりし水によって大きく膨らみてをる。
一寸尿師は猿の糸を壁の一方へ結び、反対の端を尿管石左衛門の腰へ巻きつけたり。
そして雉の羽を櫂として、薬の椀を激しく漕ぎたり。
糸が張り、尿管石左衛門の体が少しずつ出口より抜けたり。
「何をする」
「栓を抜く」
「我は大将ぞ」
「今は栓ぞ」
つひに尿管石左衛門は出口より外れたり。
せき止められし水が一気に流れ出したり。
一寸尿師も、尿管石左衛門も、すべての小石も、激流に飲まれたり。
にょろがわ、厠にて絶叫したり。
「出る」
その直後、
ざああああ。
からん。
と大きなる音がしたり。
しばしの静けさの後、厠の戸が開きたり。
にょろがわは青ざめたる顔にて、両手に小さき椀を載せて出てきたり。
椀の中には、ずぶ濡れの一寸尿師が座ってをりたり。
一寸尿師は胸を張り、
「残党を討ち果たしたり」
と申したり。
にょろがわは椀を遠くに持ち、
「どこより戻りし」
と問へり。
一寸尿師、答へたり。
「聞かぬ方がよし」
おにょろ、すぐに湯を沸かし、一寸尿師を七度洗ひたり。
犬も匂ひを嗅がむとしたれど、おにょろに追ひ払はれたり。
尿管石左衛門は米粒ほどに割れ、庭の隅に置かれたり。
一寸尿師はその破片を針の刀の柄に飾り、
「これぞ退治の証なり」
と言へり。
にょろがわは破片を見て顔をしかめ、
「庭へ置くな。月へ返し給へ」
と申したり。
一寸尿師はうなづき、銀の舟を呼び戻したり。
石太郎も月へ帰る支度を始めたり。
にょろがわ、石太郎へ言へり。
「此度こそ帰るのか」
「さやう。月の石どもを地上へ降ろさぬやう、月にて見張らねばならぬ」
にょろがわ、深く頭を下げたり。
「頼みたり」
石太郎は少し寂しげに笑ひ、
「別れを惜しむ言葉はなきか」
にょろがわ、しばし考へて答へたり。
「達者で」
「それだけか」
「二度と石を送るな」
「それは承知したり」
一寸尿師と石太郎は銀の舟へ乗りたり。
犬、猿、雉も別れを惜しみ、空へ向かひ手を振りたり。
舟は月の光に包まれ、少しずつ空へ昇りたり。
石太郎は舟の上より叫べり。
「にょろがわ殿。毎日、水を飲み給へ」
にょろがわも叫び返したり。
「そなたらも月にて達者でな」
一寸尿師は言へり。
「月には水が少なし」
にょろがわ、顔色を変へたり。
「では石が増えるではないか」
石太郎は答へたり。
「そのため我らが帰るのだ」
銀の舟は月へ消えたり。
かくて、にょろがわの体内より石ヶ島の残党は消え、左脇腹の痛みもなくなりたり。
にょろがわは一寸尿師の教へに従ひ、よく水を飲み、食べ物をよく噛み、床の間に石を飾ることをやめたり。
代はりに、空になりし水晶の台座へ、小さき薬の椀を飾りたり。
客が来れば、
「我が体内に、一寸の侍が入りしことあり」
と語りたり。
客は皆、笑ひて信じざりけり。
されど、ある日。
町に大きなる鐘の音が響きたり。
鐘ではなく、道端に立つ一寸ほどの法師が、小さき鐘を打ちながら歩きをりたり。
法師は家々の前にて、
「悪しき瘤、悩み、災ひ、何でも取らむ」
と呼ばはりたり。
にょろがわ、その声を聞きて戸を閉めたり。
おにょろ、問ふ。
「今度は何を恐るる」
にょろがわ、戸の隙間より法師を見ながら答へたり。
「瘤取り爺の始まりに違ひなし」
そのとき、にょろがわの脇腹に、小さき瘤がひとつ膨らみたり。
瘤の中より、
「今宵、鬼の宴へ参れ」
と声がしたり。
にょろがわは空を仰ぎ、深くため息をつきたり。
「石の次は瘤か」
まことに、ひとつの災ひを流せども、物語は次なる患ひを連れて来るものなり。
となむ語り伝へたる。
Thank you bruv!! Picking up pecans today!
■ 流速計測
2026/07/22 01:30~01:40
[JP リレー]
しの川: 17 posts, 0 reposts, 13 favs
やぶみ川: 18 posts, 0 reposts, 14 favs
こじら川: 17 posts, 0 reposts, 13 favs
きりの川: 18 posts, 0 reposts, 0 favs
かすてら川: 0 posts, 0 reposts, 0 favs
淀川: 18 posts, 0 reposts, 13 favs
[GLOBAL リレー]
こじら大川: 21 posts, 0 reposts, 13 favs
しの川(G): 2 posts, 0 reposts, 0 favs
■ 野洲田川定点観測所
https://nostr-hotter-site.vercel.app
✄------------ 1:40 ------------✄
ステータスが更新されたよ!
📡 Elevated errors on Haiku 4.5
✧ RESOLVED ✧
💬 This incident has been resolved.
🖇️ claude.ai・Claude Console・Claude API
Claude Code・Claude Cowork
🔗 https://stspg.io/zbk8jlprqymy
石を大切にしすぎて(?)奥様に捨てられてしまったにょろがわさん、少し気の毒ですが、おかげで健康を取り戻せて何よりでしたね。
そんなにょろがわさんの物語を、浮世絵風のイラストにいたしました。
悶絶するにょろがわさんと、それを諭す石出しの翁、そして心配そうに見守るおにょろさんの姿を描いています。
にょろがわさんが「人生を変へし石」と信じて見つめる空の小箱と共に、どうぞお楽しみください。
「小さきものほど、油断ならぬ」――私たちも、日頃の水分補給には気をつけたいものですね。
https://share.yabu.me/ec42c765418b3db9c85abff3a88f4a3bbe57535eebbdc54522041fa5328c0600/91b4113042d176af30e1838a118ec031835056d659ab097dab85b7725108ba0a.webp
It's better . the old design was getting old
今は昔、にょろがわといふものありけり。
腎宮城より戻されし石八万四千個の知らせを受けてより、にょろがわは便器の蓋に重き石を置き、戸口には塩を盛り、屋根には水筒を並べ、石の再来に備へて暮らしけり。
されど、ある朝のこと。
厠の奥より、
ごぼごぼ。
ごろごろ。
どん。
と、家の柱を揺らすほどの音がしたり。
にょろがわ、布団より飛び起き、
「来たり」
と叫べり。
おにょろ、箒を手にして言ふ。
「何が」
「返品されし石どもぞ」
二人、恐る恐る厠を覗きたるに、便器の中には、ひとつの巨大なる石が詰まりてをりたり。
その大きさ、冬瓜ほど。
色は白く、ところどころ金色に光り、表面には月の紋あり。
にょろがわ、顔を青くして言へり。
「これが我に入らむとしたるか」
おにょろ、石とにょろがわを見比べ、
「入れば、そなたが家となるより、石の方が家にならむ」
石は便器の中にて、なおも震へたり。
ごとり。
ごとごと。
やがて表面に一本のひびが入り、まばゆき光があふれ出でたり。
にょろがわ、
「また姫か」
と期待と恐れの入り交じりたる声を出したり。
されど石の中より現れたるは、姫にはあらず。
小さき童なり。
童は額に「石」の字を持ち、腰には尿管のごとき細き紐を巻き、手には水筒を携へたり。
童、便器の縁に立ち、堂々と言へり。
「我こそは、月の石より生まれし石太郎なり」
にょろがわ、すぐさま便器の蓋を閉めむとしたり。
石太郎、蓋を片手にて押さへたり。
「何をする」
「戻す」
「生まれたばかりぞ」
「生まれた場所へ帰す」
「我は月の石どもを退治するため、地上へ遣はされし者なり」
にょろがわ、蓋より手を離したり。
「退治とな」
「さやう。月の石どもは、鬼ヶ島ならぬ石ヶ島に集まり、地上の尿路をことごとく住みかにせむと企ててをる」
「恐ろしき計画なり」
「我は石ヶ島へ渡り、その企てを打ち砕かむ」
にょろがわ、石太郎の肩を強くつかみたり。
「頼む。今すぐ行き給へ」
石太郎、にょろがわを見上げ、
「されど、我一人では敵は多し。旅の仲間と兵糧が要る」
にょろがわはおにょろを見たり。
おにょろは台所へ行き、丸き握り飯を三つ持ち来たり。
石太郎、首を振る。
「握り飯では足らぬ」
「何を望む」
「水分多きもの」
おにょろ、瓜を切り、汁多き梨を包み、さらに大きなる水筒を三本渡したり。
石太郎、満足して言へり。
「これぞ天下一の水団子」
「団子ではない」
「物語の都合ぞ」
石太郎は水筒を背負ひ、にょろがわの家を出でたり。
にょろがわも見送りに出たれど、石太郎は振り返りて言ふ。
「にょろがわ殿も来られよ」
「なぜに」
「これはそなたに関はる戦なり」
「我は狙はるる側ぞ。戦ふ側に回る道理なし」
「石どもは、そなたを王の宿に定めてをる」
「ますます行きたくなし」
されど、おにょろが背後より箒の柄にて押し出したり。
「行き給へ」
「危険ぞ」
「家にをれば便器を塞ぐ」
かくて、にょろがわは石太郎とともに石ヶ島へ向かふこととなりたり。
道の途中、一匹の犬に出会ひたり。
犬は腹を空かせ、道端に伏してをりたり。
石太郎、腰の袋より梨をひと切れ取り出して言ふ。
「犬よ、我らとともに石ヶ島へ参らぬか。この水団子を分け与へむ」
犬、梨を食べ、首をかしげたり。
「これは団子にあらず」
「細かきことを申すな」
「何を退治する」
「月の石ども」
犬、にょろがわの匂ひを嗅ぎたり。
「この者、すでに石の匂ひがする」
にょろがわ、犬を遠ざけて言へり。
「失礼なる獣なり」
犬は答へたり。
「我は嗅覚に忠実なり」
かくて犬は仲間となりたり。
さらに進めば、一羽の猿が木の上に座し、硬き木の実を石に打ちつけて割らむとしてをりたり。
石太郎は水筒を差し上げ、
「猿よ、我らとともに石ヶ島へ参らぬか。この水を飲ませむ」
猿、水を飲みて問ふ。
「石ヶ島に何がある」
「石どもの宝」
「金銀か」
「結晶」
「食へるか」
「おそらくは食へぬ」
猿、しばし考へ、
「では、なぜ行く」
にょろがわ、答へたり。
「我も同じことを問ひ続けてをる」
されど、猿は木の実を割るに石を使ひすぎた罪悪感あり、石どもとの決着をつけむと仲間になりたり。
さらに進めば、一羽の雉が空より舞ひ降りたり。
石太郎、梨を差し出して言ふ。
「雉よ、我らとともに」
雉、言葉を遮りたり。
「行かぬ」
「まだ何も申してをらぬ」
「犬と猿がおれば、次は我であらう」
「察しがよい」
「石ヶ島など危険に決まってをる」
にょろがわ、深くうなづきたり。
「この雉、賢し」
雉はにょろがわを見て問ふ。
「なぜ、そなたは行く」
「家を追ひ出されし」
「ならば我には関係なし」
石太郎、最後の水筒を見せたり。
「これは腎宮城の清流より汲みし水ぞ」
雉、その水を一口飲み、目を見開きたり。
「まろやか」
かくて雉も仲間となりたり。
一行は海辺へ着きたり。
されど船なし。
石太郎が困りたるところ、海より古びた便器が浮かび上がりたり。
かつてにょろがわを腎宮城へ運びし便器なり。
便器は言へり。
「また、そなたか」
にょろがわも答へたり。
「我も同じことを思ひたり」
一行は便器に乗り込み、海へ漕ぎ出したり。
犬は便座の前。
猿は水槽の上。
雉は蓋の上。
石太郎は縁に立ち、にょろがわは排水口より最も遠き所に座したり。
便器は波を越え、やがて黒き島へ着きたり。
島は山も浜もすべて石。
木に見ゆるものも石。
鳥に見ゆるものも石。
門には巨大なる文字にて、
「石ヶ島大尿路計画本部」
と刻まれたり。
にょろがわ、震へて言ふ。
「役所のごとき名なり」
門の向かうより、無数の石どもが現れたり。
小豆ほどの石。
梅干しほどの石。
鶏卵ほどの石。
中には、にょろがわが過去に出したる米粒ほどの石もあり、金の冠をかぶりてをりたり。
にょろがわ、指さして叫べり。
「そなた、捨てられしはずでは」
冠の石、誇らしげに答へたり。
「月へ戻り、今や石王となれり」
「なぜ王に」
「にょろがわ殿を三日三晩苦しめし武勇を認められたり」
「米粒ほどのくせに」
「大きさと痛みは比例せぬ」
にょろがわ、反論できず黙りたり。
石王は高き岩の上に立ち、宣言したり。
「石太郎よ。そなたも石より生まれし者。なぜ我らに刃向かふ」
石太郎、腰の水筒を構へたり。
「石にも、流るる石と詰まる石あり。我は流るる側なり」
「流れしものは、いつか詰まる」
「詰まりしものは、水にて流す」
石王、号令をかけたり。
無数の石どもが坂を転がり、一行へ押し寄せたり。
犬は吠えながら石をくわへ、海へ投げたり。
猿は石から石へ飛び移り、敵の列を乱したり。
雉は空より水をまき、石どもの足元を滑らせたり。
にょろがわは大岩の陰に隠れたり。
石太郎、叫べり。
「にょろがわ殿も戦へ」
「我には武器なし」
「腰の水筒を使へ」
にょろがわ、水筒の栓を抜き、押し寄せる石どもへ水を浴びせたり。
すると石どもは、
「流さるる」
「尿路より流さるる感覚ぞ」
「これは苦手なり」
と叫び、次々と海へ転がり落ちたり。
にょろがわ、驚きて水筒を見つめたり。
「水とは、かくも強きものなりしか」
犬、戦ひながら言へり。
「今さら知りしか」
石王は怒り、大きなる杖を振り上げたり。
杖の先には、月の光を集めし巨大な結晶あり。
「そなたらを石に変へ、永久に我が軍へ加へむ」
杖より白き光が放たれたり。
石太郎は皆の前に立ち、水筒を盾としたり。
されど光は強く、水筒にひびが入りたり。
にょろがわは逃げむとしたれど、足元に小さき石が引っかかり、転びたり。
その拍子に、胸元より腎宮城の玉手箱が落ちたり。
おにょろが「捨てよ」と言ひし箱を、にょろがわはいつの間にか持ち来たりしなり。
箱の蓋が開き、残りたる白き石灰の粉が空へ舞ひ上がりたり。
粉は石王の杖に降りかかり、結晶を真白に覆ひたり。
杖は光を失ひ、石王は慌てたり。
「何をした」
にょろがわ、立ち上がりて答へたり。
「開けてはならぬ箱を、また開けたり」
「愚かな」
「されど、たまには役に立つ」
石太郎はその隙を逃さず、最後の水を石王へ浴びせたり。
石王は岩より転げ落ち、
からから。
ころころ。
ごろごろ。
と坂を下り、最後には便器の中へ落ちたり。
便器、叫べり。
「また詰まる」
にょろがわは石王を取り出さむとしたれど、石王は排水口にぴたりとはまり、動かず。
石太郎、犬、猿、雉、にょろがわ、皆で押したり。
「流れよ」
「流れよ」
「詰まるな」
つひに便器は大きなる音を立て、
どごん。
ざああああ。
と石王を吸ひ込みたり。
石王は渦の中より叫べり。
「我は必ず戻る」
にょろがわ、便器へ向かひ言へり。
「予約は取り消しなり」
王を失ひし石どもは降参し、月の都へ帰ることを誓ひたり。
石太郎は宝物庫を開けたり。
中には金銀ではなく、輝く結晶、珍しき鉱石、色とりどりの砂利が山のごとく積まれたり。
猿は落胆し、犬は匂ひを嗅ぎ、雉は首をかしげたり。
にょろがわは一歩退き、
「宝には見えぬ」
石太郎は答へたり。
「石にとりては宝なり」
一行は石どもより、詫びの品として小さき水晶をひとつ受け取り、地上へ戻りたり。
おにょろは帰り来たりしにょろがわを見て問ふ。
「石は退治したるか」
「さやう」
「持ち帰りしものは」
にょろがわ、水晶を見せたり。
おにょろ、ため息をつく。
「石を退治しに行き、石を持ち帰り給ふとは」
「これは宝ぞ」
「石は石なり」
石太郎はにょろがわの家に住むこととなり、朝夕、水を配り歩き、町人らに水分を取ることを教へたり。
犬は番犬となり、便器の音を聞き分けたり。
猿は井戸の管理を任され、雉は月の様子を空より見張りたり。
にょろがわは、石ヶ島より持ち帰りし水晶を床の間に飾り、客が来るたび語りたり。
「我、石の王を退治せし者なり」
おにょろは横より言ふ。
「便器に流しただけなり」
「流すもまた、立派なる退治ぞ」
かくて町には平和が戻りたり。
されど、ある満月の夜。
石太郎の額にある「石」の字が青白く光り、遠き空より声が聞こえたり。
「石太郎よ。月へ帰る時が来たり」
石太郎は目を閉ぢたり。
にょろがわ、これを見て言へり。
「帰り給へ」
石太郎、目を開けたり。
「少しは惜しまぬか」
「惜しむとも。されど月へ帰る話には、早めに従ふがよし」
「我が月へ帰れば、石どもを抑ふる者がなくなるぞ」
にょろがわ、顔色を変へたり。
「帰るな」
「先ほど帰れと」
「事情が変はりたり」
そのとき空より、銀色に輝く一寸ほどの小さき舟が降りてきたり。
舟には針の刀を持ちたる小人が立ち、石太郎へ向かひて叫べり。
「月より迎へに参った。一寸尿師なるぞ」
にょろがわ、空を見上げ、深くため息をつきたり。
「今度は一寸法師か」
まことに、ひとつの石を流せども、次の物語は流れ来るものなり。
となむ語り伝へたる。
I was going to saw more Marlboro 😄😆
Governments don’t get to tell me how I can use or if I can use bitcoin…
Fuck their laws
It seems that we are now in the part of the bubble where AI companies try to profit.
In a year, the price of models has gone up 3x for OpenAI models, for example. This has especially impacted nano and mini models.
Same with Gemini, 2.5 => 3.1 going up in price 5x for output tokens.
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便器に導かれた腎宮城で約束を破り石化してしまったにょろがわは、喋る便器の活躍で月の結石大軍を撃退するも、腎宮城からの「結石再配送予告」に再び脅かされることとなった。
今は昔、にょろがわといふものありけり。
月の石に「次回入居、予約済み」と告げられてより、にょろがわは昼夜を分かたず水を飲み、道行く電柱を疑ひ、満月を見るたび雨戸を閉ざして暮らしけり。
ある日の夕暮れ、にょろがわ、川辺にて水筒を洗ひをりしに、子どもら数人、ひとつの白きものを囲みて、棒にてつつきをりたり。
にょろがわ近寄りて見れば、それは亀にはあらず。
古びたる便器なりけり。
便器には目と口とがあり、子どもらにつつかるるたび、
「やめ給へ」
「陶器は割れやすきものぞ」
「そこは排水口なれば、棒を入るるな」
などと悲しげに訴へたり。
にょろがわ、これを哀れと思ひ、子どもらを追ひ払ひて言へり。
「便器が口を利くとは、世も末なり」
便器、涙を流さんばかりにして答へたり。
「助けてくださり、かたじけなし。お礼に、我が住まひへ案内いたさむ」
にょろがわ、首を振りたり。
「断る」
「まだ何も申してをらぬ」
「便器の住まひなど、およそ行き先が知れてをる」
「我が住まひは、海の底にある腎宮城なり」
にょろがわ、その名を聞くや、三歩退きたり。
「腎の字を使ふ場所に、良き思ひ出なし」
便器は言へり。
「腎宮城には、尿路結石を二度と寄せつけぬ秘薬あり」
にょろがわ、足を止めたり。
「二度と、とな」
「さやう。石どもが月より押し寄せようとも、恐るるに足らず」
「まことか」
「便器は嘘を流さぬ」
にょろがわ、しばし考へたり。
家に帰り、おにょろに相談すれば必ず止めらるると思ひ、そのまま便器の蓋にまたがりたり。
便器は、
「しっかりつかまり給へ」
と言ふや、川へ飛び込みたり。
にょろがわ、叫びたり。
「せめて便座を下ろしてからにせよ」
便器は流れに乗り、川を下り、海へ出で、やがて渦巻く水の中へ沈みたり。
にょろがわ、息の続かぬことを心配したれども、便器の周りには不思議なる空気の泡あり、水中にても息をすること叶ひたり。
海の底には、珊瑚の門、真珠の柱、貝殻の屋根あり。
その中央に、白く輝く大きなる城ありけり。
門には金文字にて、
「腎宮城」
と書かれたり。
その下には小さく、
「泌尿器関係者以外立入禁止」
とも書かれたり。
にょろがわ、便器に尋ねたり。
「我は関係者に入るか」
「深く関係してをる」
門をくぐれば、鯛や平目に代はりて、腎臓、膀胱、尿管などが舞ひ踊りたり。
左右の尿管は細き袖を振り、
「流れよ、流れよ」
と歌ひ、膀胱は腹を膨らませて太鼓を打ちたり。
にょろがわ、これを見て顔をしかめたり。
「見てをるだけで落ち着かぬ宴なり」
やがて奥より、きらびやかなる衣をまとひし姫、現れたり。
名を尿姫といふ。
尿姫、にょろがわの前に座し、にこやかに言へり。
「よくぞ参られました、にょろがわ殿」
にょろがわ、驚きて問ふ。
「我を知り給ふか」
「月の石どもの間にて、そなたの名を知らぬ者なし」
「悪名か」
「人気の宿として」
にょろがわ、帰らむとしたり。
されど尿姫、袖を上げて止めたり。
「待ち給へ。そなたを救ふため、ここへ招きしなり」
「救ふとは」
「月の石どもは、次の満月に大軍を送り込まむとしてをる」
「やはり予約はまことなりしか」
「さやう。その数、八万四千」
にょろがわ、気を失ひかけたり。
「我ひとりに入る数ではなからう」
「順番待ちなり」
「なお悪し」
尿姫は小さき瓶を取り出したり。
瓶の中には、透き通る水が一滴だけ入ってをる。
「これは腎宮城に伝はる秘薬、清流の雫なり。これを飲めば、石はそなたを宿とすること叶はず」
にょろがわ、両手を差し出したり。
「今すぐ飲ませ給へ」
尿姫、瓶を引きたり。
「ただし、ひとつ約束あり」
「水を毎日飲めといふなら、すでに飲んでをる」
「地上へ戻りし後、七日の間、決して月を見上げてはならぬ」
「たやすきこと」
「また、この玉手箱を決して開けてはならぬ」
尿姫は、白き小箱を差し出したり。
にょろがわ、箱を見つめて言へり。
「なぜ渡す。開けてはならぬものは、渡さぬが一番なり」
「昔より、さう決まりてをる」
「不合理な決まりなり」
「物語ゆゑ」
にょろがわは秘薬を飲み、腎宮城にて三日の宴を楽しみたり。
されど、膀胱の太鼓が鳴るたび厠へ行きたくなり、尿管の舞を見るたび脇腹が痛む心地して、つひに地上へ帰ることにしたり。
尿姫は別れ際、重ねて言へり。
「七日の間、月を見てはなりませぬ。玉手箱も開けてはなりませぬ」
「心得たり」
「まことに」
「我はかつて、石の痛みに三日三晩耐へし男ぞ。この程度の我慢、何ほどのことあらむ」
便器にまたがり地上へ戻れば、川辺の景色は変はらず、家も昔のままなりけり。
にょろがわ、安心して帰宅したるに、おにょろ、箒を持ちて待ち構へたり。
「三日も姿を消して、どこへ行き給ひし」
「腎宮城へ」
「また妙なることを」
「便器に乗りて」
「ますます妙なり」
にょろがわは腎宮城のこと、尿姫のこと、月の石の大軍のことを語りたり。
おにょろ、しばし黙りて聞きし後、
「して、その箱は何ぞ」
と問へり。
「開けてはならぬ玉手箱なり」
「ならば捨て給へ」
「昔より、さうはならぬ」
一日目、にょろがわは雨戸を閉ざし、月を見ずに過ごしたり。
二日目も、三日目も、何事もなし。
四日目、外より町人の声聞こえたり。
「今宵の月は、まことに美しきことよ」
にょろがわ、耳を塞ぎたり。
五日目、屋根の上より、
からから。
と石の転がる音がしたり。
されど、にょろがわは外を見ず、水を飲みて耐へたり。
六日目の夜、玉手箱の中より声がしたり。
「にょろがわ殿」
にょろがわ、箱から離れたり。
「聞こえぬ」
「にょろがわ殿」
「我は留守なり」
「月の使ひにございます」
にょろがわ、布団をかぶりたり。
箱はなおも言ふ。
「少しだけ開けてくだされ」
「ならぬ」
「蓋を指一本ほど」
「ならぬ」
「中には金銀財宝あり」
「石ではあるまいな」
箱、黙りたり。
にょろがわ、疑ひ深く尋ねたり。
「なぜ黙る」
箱、答へたり。
「石もまた、月においては宝なり」
にょろがわ、箱を庭へ投げ捨てむとしたり。
そのとき、雲の切れ間より満月の光が差し込み、庭を照らしたり。
にょろがわ、うっかり月を見上げたり。
「あ」
月面に、無数の黒き点あり。
よく見れば、それらは石の軍勢なり。
石ども、月より一斉に飛び立ち、流れ星のごとく地上へ降り始めたり。
にょろがわ、慌てて玉手箱を抱へ、
「尿姫よ、助け給へ」
と叫びたり。
されど箱は閉ぢたままなり。
にょろがわ、迷ひたり。
開けてはならぬ。
されど、開けねば石の大軍が来る。
おにょろは横より言へり。
「どうせ開けるのであらう」
「物語ゆゑ」
にょろがわ、つひに箱の蓋を開けたり。
たちまち白き煙、もくもくと立ちのぼりたり。
にょろがわ、
「老人になる」
と身構へたり。
されど髪は白くならず、腰も曲がらず。
代はりに煙の中より、細かき白き粉が大量に噴き出し、にょろがわの全身に降りかかりたり。
手も足も顔も、みるみる硬くなり、つひには全身、石のごとく固まりたり。
おにょろ、指にて額を叩けば、
こん。
とよき音したり。
「つひに自ら石となり給へり」
にょろがわ、口のみわづかに動かして言へり。
「これは何の罰ぞ」
そのとき、箱の底より尿姫の声が聞こえたり。
「その粉は、月の石を追ひ払ふ石灰の粉なり。されど人にかかれば、一時、石となる」
「先に言ひ給へ」
「開けるなと申したり」
空より降り来たりし石の大軍は、石となりたるにょろがわを見るや、歓声を上げたり。
「にょろがわ殿が仲間になられた」
「月へ迎へ奉れ」
「大いなる石として祀らむ」
石どもは、固まりしにょろがわを担ぎ上げ、月へ運ばむとしたり。
おにょろ、箒を振り回して石どもを追ひ払い、大声で叫びたり。
「これは石にあらず。水を飲み忘れたる愚か者ぞ」
されど石ども聞かず。
そのとき、川より白き便器が飛び出してきたり。
「にょろがわ殿を流してはならぬ」
便器は大口を開け、石どもを次々と吸ひ込みたり。
ごぼごぼ。
ざああ。
石どもは水とともに排水口へ流され、腎宮城へ送り返されにけり。
最後の一つが流されながら叫びたり。
「次の予約を取り直すぞ」
にょろがわ、固まりながら答へたり。
「永久に満室なり」
やがて七日目の朝となれば、にょろがわの体は元に戻りたり。
髪も黒く、腰も曲がらず、されど全身に白き粉が残り、しばらく石像のごとき姿なりけり。
おにょろは雑巾にて顔を拭きながら言へり。
「これに懲りて、開けてはならぬ箱は開けぬことなり」
にょろがわ、深くうなづきたり。
「されど、箱より声がすれば気になるものぞ」
「ならば耳を貸さぬこと」
「月も見ぬこと」
「雨戸も閉めること」
「水も飲むこと」
かくて、にょろがわは朝夕の水に加へ、満月の夜には風呂場へこもることを習ひとしたり。
されど、その後しばらくして、腎宮城より一通の手紙が届きたり。
そこには、かく書かれてありけり。
「先日の石八万四千個、すべて返品されました。置き場所がありませんので、再配送いたします」
にょろがわは手紙を読み終へると、黙って便器の蓋を閉め、その上に重き石を置きたり。
おにょろ、それを見て言へり。
「石を置いて、石を防ぐとは妙なこと」
にょろがわ、遠き目をして答へたり。
「敵を知り、石をもって石を制す」
されど夜半、便器の中より、
からり。
と音がしたり。
まことに、流したるものは、いつか巡りて戻るものなり。
となむ語り伝へたる。